恋愛や夫婦関係が終わりを迎えると、それと同時にやってくる友人関係の終わり。経験がある人もいるだろう。ふたりが一緒にいた期間が長いほど共通の友人も増え、その分別れたときに失う人数が多くなることもある。
そんな「男女関係の終わりがもたらす友人関係の終わり」について興味深い調査結果がある。それによると、長期にわたった男女関係の終焉により失う友人の数は8人。その8人の内訳は「3:3:2」らしい。これはいったいどういうことなのか……。
調査は、最近恋人や配偶者と別れたばかりの男女2000人を対象にイギリスで行われた。それにより明らかになったのは、別れと同時に平均して8人の友人を失っているということ。
8人のうち3人は別れた相手を通じて知り合った友人。さらに、ふたりの関係が始まってからできた共通の友人も3人。そして残りの2人はもともと相手との関係がはじまる前からの自分の友人。調査結果からこの「3:3:2」という割合が明らかにされたのだ。
調査を行ったチャド・スコフィールド氏によると、「失恋や離婚によって親しかった友達数人とも疎遠になってしまうことはある程度避けられない現実であることがわかりました。しかも、もともと相手の友人として知り合った人だけでなく、相手と付き合う前から仲が良かった友だちとも疎遠になることさえ決して珍しくはないようです」とのこと。
友人関係が終わる理由として多くあげられたのは、ふたりのケンカの板挟みにされたり不満ばかり聞かされた友人がウンザリしてしまうからというもの。さらに、友人に自分の非を指摘され「ああ、こいつはアッチの味方なのか」と感じることで不仲になってしまったと回答した人も少なくなかった。
この他にも今回の調査から以下のような事実が明らかになっている。経験済みの方にとっては、「あー、わかる!」と思わず共感できる内容になっているかもしれない。
「男女関係の終わりがもたらす友人関係の終わり」に関する数字あれこれ
1 友人を失うのが怖くて恋人や配偶者と別れる時期を延ばしたことがある……27パーセント
2 別れる時の自分の言動のせいで友人まで失ってしまったと後悔している……31パーセント
3 友人に味方になってもらいたくて積極的に働きかけたことがある……21パーセント
4 二人の関係が始まってからできた共通の友人がいた……66パーセント
5 4に当てはまる回答者のうち、共通の友人同士から成る大きなグループの一員であった……50パーセント
6 5に当てはまる回答者のうち、恋人や配偶者と別れたことによりそのグループにいられなくなった……49パーセント
7 男女関係のもめごとについて友人に自分の非を指摘され、味方になってもらえなかった……20パーセント
8 恋人や配偶者との別れ話でもめている時に友人がまったく理解してくれなかった……10パーセント
……いかがだっただろうか? みんな、失恋や離婚によって友情まで壊れてしまうという苦い経験を多かれ少なかれしているようだ。あなたはこの結果をどう感じただろうか。そして、あなた自身も同じ経験をしたことがあるのではないだろうか?
参照元:Mail Online(英文)
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オリジナル記事: 数字で見る「男女関係の終わりがもたらす友人関係」の終わり / 失恋や離婚で失う友達の数は8人など
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